出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動
検索に移動
はくり も参照。
日本語[編集]
ぱくり(異表記:パクリ、パクり)
- (俗語) 隙をついて他人の商品や持ち物を盗むこと。
- 私は、さっき金を払うときに、自分の買った本を、まとめて店に並べている本の上に置いた。そして、今度持ちあげるときに、余計に一冊取り上げたのである。私は、何かの本で、東京の不良少年が、パクリをするとき、それと同じ方法を用いることを読んでいた。私は、無意識のうちに、同じことをやったのだ。(菊池寛『半自叙伝』)〔1929年〕
- (俗語) 金銭や手形を騙しとること。
- (俗語) 作品や製品を盗作、剽窃すること。またその結果できたもの。不正な模倣品。
ぱくる も参照。
類義語[編集]
関連語[編集]
派生語[編集]
ぱくり
- (多く「と」を後置する)
- 口を大きく開けるさま。口を開けて飲み込もうとするさま。
- 割れ目などが大きく開いているさま。
- (東京式) ぱくり [pàkúꜜrì] (中高型 – [2])
- IPA(?): [pa̠kɯ̟ᵝɾʲi]
類義語[編集]
関連語[編集]
ぱくり
- 「ぱくる」の連用形。
参考文献[編集]
- ↑ 今井久美雄『暮らしの韓国語単語8800 何から何まで言ってみる』、2005年、477ページ