ひとごと

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

名詞:人毎[編集]

ひとごと【

  1. 誰も彼も、いずれの人も、各人
    • 斯んなに詳しく家毎人毎に就て調べたのは、実に翁自身も始めてなので、見(これ)まで議会や世間へ向て訴へて来た悲惨は、事実の百分一にも足らなかつたことに驚いて仕舞はれた。(木下尚江『大野人』)
    • 趙生はこう遇う人毎に、王生の話を吹聴した。(芥川龍之介『奇遇』)

名詞:人言[編集]

ひとごと【

  1. 他人の言う言葉、世人の言う言葉、世評

名詞:人事[編集]

ひとごと【

  1. 他人に関すること、余所に関すること、余所事自分とは無関係なこと。
    • 娘は養母軽蔑すること限りもなく、ひとごとながら、先の危なさが思ひやられて頼りない有様で、はじめから娘は家出するやうに出来てゐた。(坂口安吾 『探偵の巻』)