びんた

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
移動先: 案内検索

日本語[編集]

名詞[編集]

びんた(しばしば、ビンタ

  1. 】(俗語)
    鬢太火傷やけど禿(ぱげ)の一つもあるか、に向う傷でも持たなければ、鍛冶屋職人らしくないが、百は、その鍛冶職でいて、ひどく、無垢な、悪摺れの見えない男だった。(吉川英治 『野槌の百』)
  2. 薩隅方言
    • あたま」同様、物理的な頭部の他、抽象的な頭脳(の良し悪し)も意味する。
  3. 平手横面叩く張ること。
    前年の春、勉は仕事をしているプロレタリア文化団体の関係でやられ、びんたをくわされたのが原因で、悪性中耳炎になった。(宮本百合子 『小祝の一家』)

語源[編集]

語義3:

  • 明治期において旧薩摩藩出身者の多かった警察官の用語からと言われる。「びんたを叩く」「びんたを張る」など打擲する部位を指したが、後に行為そのものを言うようになった。ただし、薩隅方言にも、「びんた(を)くらす(=びんたを食らわせる)」なる表現はあるため、行為を表すようになったのが方言の時代か、標準語となる過程においてかは不明。
参照[編集]

関連語[編集]

類義語:

語義3: <手で顔をはたく事>

上位語:

語義3: <手で顔をはたく事>

連語[編集]

翻訳[編集]

語義1: 〔俗語〕 <鬢>

語義2: 〔薩摩方言〕

語義3: