出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]
ふくみおく【含み置く】
- (通常、尊敬語敬語に変化させて)事前に了解しておく。
- 本日かぎりよそからの借銭は必ず必ず思いとどまるよう、万やむを得ぬ場合は、当方へ御申越願度く、でき得る限りの御辛抱ねがいたく、このこと兄上様へ知れると小生の一大事につき、今回の所は小生一時御立替御用立申上候間、此の点お含み置かれるよう願上候。(太宰治 『虚構の春』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
ふくみおかない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
ふくみおこう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
ふくみおきます |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
ふくみおいた |
連用形音便 + た
|
言い切り |
ふくみおく |
終止形のみ
|
名詞化 |
ふくみおくこと |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
ふくみおけば |
仮定形 + ば
|
命令 |
ふくみおけ |
命令形のみ
|
派生語[編集]