へのかっぱ

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日本語[編集]

名詞・形容動詞[編集]

かっぱ

  1. (俗語) 全く大丈夫であること、全然問題ないこと。または、そのような様。
    • もう大丈夫だ。おれには神さまがついてゐるんだ。運がいいのだ。あんなボウボウ山なんて屁の河童さ。(太宰治「お伽草紙」)〔1945年〕[1]
    • 「そんなら先生、船できたら。ぼく、毎日迎えにいってやる。一本松ぐらい、へのかっぱじゃ」(壺井栄「二十四の瞳」)〔1952年〕[2]

活用[編集]

類義語[編集]

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  1. 青空文庫(2011年7月17日作成)(底本:「太宰治全集 8」筑摩書房、1998年11月25日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/52380_44331.html 2019年6月22日参照。
  2. 青空文庫(2018年1月1日作成)(底本:「二十四の瞳」角川文庫、角川書店、1989年7月10日66版)https://www.aozora.gr.jp/cards/001875/files/57856_63624.html 2019年6月22日参照。