ぼる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

動詞[編集]

ぼる

  1. (俗語) 不当に、多額利益むさぼる
    • 「どうつかまつりまして、うなぎときちゃ、おふくろの腹にいたうちから、目がねえんですがね。でも、この土川うちじゃ、目のくり玉の飛び出るほどぼられますぜ」「しみったれたことをいうやつだな。その悲鳴が出るあんばいじゃ、ふところが北風だろうから、じゃこいつをおめえに半分くれてやろうよ」「な、なんです?――こりゃだんな、切りもち包みじゃござんせんか」(佐々木味津三 『右門捕物帖 村正騒動 』)
  2. (方言、石川県鳳至郡・福井県大飯郡・京都府北部・兵庫県養父郡・鳥取県岩美郡・徳島県阿波郡[1][2])(実を)もぐ採る
  3. (方言、兵庫県北部・京都府北部[1]、広く西日本)漏れる漏る

活用[編集]

語源[編集]

  • (暴利を)「むさぼる」の「ぼる」から。
  • 1917年に発せられた「暴利取締令」にある「暴利」からとも(従来一般的な語でなかったが、この法令により民衆に強く印象づけられた)。

出典[編集]

  1. 1.0 1.1 堀井令以知『京都府ことば辞典』おうふう、2006年、256-257頁。
  2. 東条操『全国方言辞典』、東京堂出版、1951年、757頁。