むかえがな

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

むかえがな仮名

  1. 複数の読み方がある漢字の読みを、作者が意図した読みをしてもらうために、漢字の上(または右)に添えた読みの最初のかな読み仮名のように小さな字で書く。江戸時代の和刻本でよく見られる。
たとえば、「自ら」と書くと、読み手は「みずから」と読めばいいのか、「おのずから」とめばいいのかわかりにくい。そこで、「オ ら」と書くことで、迷いなく「おのずから」と読んでもらえる。

関連語[編集]