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1
古典日本語
古典日本語
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1.1
発音
(?)
1.2
副詞
1.2.1
語源
1.2.2
諸言語への影響
1.3
感動詞
2
脚注
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やうやう
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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
古典日本語
[
編集
]
発音
(
?
)
[
編集
]
よ↗ーよー
副詞
[
編集
]
やうやう
【
漸
う】
次第
に、
少し
ずつ
。
段々
。
漸次
。
[
1
]
。
かくて
翁
やうやう
豊か
に
なり
ゆく
。(『
竹取物語
』)
こうして
お爺さん
は次第に
富裕
になっていった。
春
は
あけぼの
。
やうやう
白く
なりゆく
山ぎは
少し
明り
て、
紫だち
たる
雲
の
ほそく
たなびき
たる。(
清少納言
『
枕草子
』)
春は
夜明け
がよい。次第に
白く
なってゆく山際が少し明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいているさまがよい。
徐
(
おもむろ
)
に
[
1
]
。
静か
に。
見れ
ば、
普賢
菩薩
、
象
に
乗り
て
やうやう
おはし
て、
坊
の前に
立ち
給へ
り。(『
宇治拾遺物語
』巻8の6・猟師仏を射る事)
見ると、普賢菩薩が象に乗って
静々
と
お出まし
になり、
庵
の前にお立ちになった。
語源
[
編集
]
『
広辞苑
』『
大辞泉
』『
大辞林
』によれば、「
漸
(
ようや
)
く
」の音変化
[
2
]
。『大日本国語辞典』によれば、「
漸漸
(
やややや
)
」の音変化
[
1
]
。
諸言語への影響
[
編集
]
現代日本語:
ようよう
感動詞
[
編集
]
やうやう
呼び掛ける
声
。
やあやあ
[
1
]
。
人の
妻
まく
もの
あり
。
やうやう
、
をうをう
。(『
宇治拾遺物語
』巻9の4・くうすけが仏供養の事)
「俺の妻を
寝取る
奴
がいるぞ。
ようよう
、おうおう!」
脚注
[
編集
]
1
2
3
4
上田万年
、
松井簡治
『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第4巻、1919年12月18日、紙面1188ページ、デジタル547ページ、全国書誌番号:
43022818
、国立国会図書館デジタルライブラリー pid
954648/547
↑
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:
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