やきいれ

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日本語[編集]

名詞[編集]

やきいれ(き)入れ】

  1. (材料科学) 主に鉄鋼を、加熱した後に急冷することによって強度硬度を高める熱処理
    • 1940年, 宮本百合子『獄中への手紙』[1]
      六畳のアパートで、それでも窓がひろい空と樫の木に向っていて、大きいタンスやワードローブ、茶ダンス、デスクとぎっしり。デスクの上には『焼入れと焼戻し』というような本がのっています。
    • 1976年, 科学技術庁『昭和51年版科学技術白書』[2]
    • 従来までは、焼入れという高温加熱によって母材の組織を変化させて強くしたり、金属拡散浸透法でも炭素を使う浸炭、窒素を使う窒化という方法によるものであったが(...)

関連語[編集]

派生語[編集]

翻訳[編集]

動詞[編集]

やきいれ-する【焼(き)入れ-する】

  1. 主に鉄鋼を、加熱した後に急冷することによって強度硬度を高める。焼きを入れる

活用[編集]

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  1. 青空文庫(2004年8月17日作成、2016年2月3日修正)(底本:「宮本百合子全集 第二十巻」新日本出版社、1986(昭和61)年3月20日第5刷。「宮本百合子全集 第二十一巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷。)https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/33189_16392.html 2018年4月11日参照。
  2. 『昭和51年版科学技術白書』(文部科学省ホームページ)政府標準利用規約(第2.0版)公開 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa197601/hpaa197601_2_012.html 2018年4月11日参照。