やっちゃば

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日本語[編集]

名詞[編集]

やっちゃば【やっちゃ

  1. (古)青果市場
    • やっちゃ場の跡が広い町になったのは見るたびに嬉しい。(正岡子規「車上の春光」)〔1900年〕[1]
    • 当時一仕事した連中は、何かの便利から、大抵そのうねった路を抜けて、やっちゃばの方へ出たり、田端へ出たりしたものらしい。(宮本百合子「からたち」)〔1939年〕[2]

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  1. 青空文庫(2003年9月15日作成)(底本:「飯待つ間」岩波文庫、岩波書店、2001年11月7日第10刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000305/files/50389_40118.html 2019年6月1日参照。
  2. 青空文庫(2003年9月15日作成)(底本:「宮本百合子全集 第十七巻」新日本出版社、1986年3月20日第4刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3948_12786.html 2019年6月1日参照。