よばれる

日本語[編集]

よばれる【呼ばれる】

声をかけられる、招待される、など（「よぶ」の字義通りの意味に即したもの）。
- 漸く私は名を呼ばれて、診察室へ入る。（外村繁『日を愛しむ』）〔1961年〕[1]
- 首相官邸にこのボランティアの代表の方々を呼ばれて、労をねぎらっていただくようなことをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。（岡本三成、衆議院会議録情報第183回国会予算委員会第16号）〔2013年〕
（御馳走に招かれる意味から）御馳走になる。
- 私は吊橋のところの荒物屋で鉛筆を一本買つて、そこで茶をよばれた。（林芙美子『屋久島紀行』）〔1950年〕[2]
- むかし、千利休が飛喜百翁の茶会で西瓜（すいか）をよばれたことがあった。（薄田泣菫『艸木虫魚』）〔1929年〕[3]

活用と結合例

よば-れる動詞活用表（日本語の活用）
ラ行下一段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
よば	れ	れ	れる	れる	れれ	れろれよ