アルバイト

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

語源1[編集]

ドイツ語: Arbeit (de) の転写。元は、研究者等における「論文」等を意味するペダンティック隠語であったが、第二次大戦後、学生が学費や生活費を稼ぐための仕事をさすようになり、それが広まる。

名詞[編集]

アルバイト

  1. (古用)仕事作業
    • 西洋人の作品は、芸術であれ、哲学であれ、必ず「アルバイト」の臭いがする。強制と義務と正確への努力感と。そして生存競争の意欲。(原口統三 『二十歳のエチュード』)〔1948年〕[1]
  2. (古用)学問上の研究業績、学術論文。
    • これは科学的のアルバイトというものの本性に関する認識不足から起こる現象である。(寺田寅彦 『空想日録』)〔1933年〕
  3. 就労形態またはそのような就労形態にある人をさす俗称で、学生会社員と言った本業とするものが他にあり、その合間に有償労働に就くこと。片手間仕事副業
    • 今日でいふアルバイト学生で、家庭教師などしながら生活費と学費とを稼いでゐたのだが、外国行の費用はもちろんどこからも出るあてはなく、そこで私は二年計画で、片道の旅費だけを作る算段をした。(岸田國士 『外遊熱』)〔1951年〕
    • 妙なことをいひますがね、楽なことは小説なんだ。楽しいことは脚本なんだ。だから僕は小説をアルバイトとしてゐるんだ。(岸田國士 『対話』)〔1949年〕
  4. 語義3の拡張用法で、正社員又は派遣契約以外の形態での労働、また労働者。時間決め労働。
  5. 登山用語で、体力を消耗するやりかたで登ること。急登
    • 左にガレを見下ろしながら、木立の中を縫って急な登高をつづける。今のアルバイトから全身は激しい疲れを覚えて行動は甚しく鋭敏を欠いた。 (松濤明『春の遠山入り(易老岳から悪沢岳への縦走)』)〔1940年〕[1]

関連語[編集]

発音(?)[編集]

東京アクセント[編集]

あ↗るば↘いと

翻訳[編集]

語義4

動詞[編集]

活用

サ行変格活用
アルバイト-する

語源2[編集]

英語: albite (en) の転写。

名詞[編集]

アルバイト

  1. 曹長石(wp)の別称。

[編集]

  1. ただし、原口統三は1946年に没しているので、制作はそれ以前