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アンペア

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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語源

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英語 ampereの音写。ampereは、フランス語 ampère等とともに、19世紀に活躍したフランスの物理学者アンドレ=マリ・アンペール(André-Marie Ampère)に因む

助数詞

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アンペア

  1. (単位, 電磁気学) 電流単位単位時間当たり単位面積通過する電荷表すSI基本単位の一つで、記号はA
    • 1907年、寺田寅彦「話の種」[1]
      陽極には大袋に亜鉛を入れたものを用い、陰極には銅板を用い、二・五ボルトの電圧で千アンペアの電流を通すと陰極の方へは純銅がだんだんに附着し、陽極には硫酸と酸素が出て来る。
    • 1942年、中谷宇吉郎「実験室の記憶」[2]
      キングスカレッジの地下室には、高真空の技術と同時に、10-12アンペア程度の極微電流を測定する力も養われていた。

関連語

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翻訳

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  1. 青空文庫、2006年7月13日作成(底本:「寺田寅彦全集 第十二巻」岩波書店、1997(平成9)年11月21日発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/43570_23765.html
  2. 青空文庫、2015年2月28日作成(底本:「機械のある世界〈ちくま文学の森11〉」筑摩書房、1988(昭和63)年11月29日第1刷発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/54851_56009.html