タオルを投げる
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日本語[編集]
成句[編集]
- ボクシングで、競技者が負傷などにより競技続行が不可能であるとその競技者のセカンドが判断した時に、リングにタオルを投げ入れること。
- 第4条 競技の判決
(2)ABD…アバンダン(棄権)
①競技者が負傷等により自発的に棄権するか、セカンドがリング内にタオルを投げ入れるかエプロンに上がり棄権を申し出たとき、相手競技者はABD勝ちとなる。ただし、レフリーのカウント中とインターバル中は棄権することはできない。
――“日本ボクシング連盟 競技規則”. 日本ボクシング連盟 (2023年4月1日). 2023年5月14日閲覧。
- 第4条 競技の判決
- (ボクシングのルールから転じて)戦意を喪失すること。自身の敗北を認めること。
- 「ま、落ちつきなさい。部長、椅子を与えなさい。さ、飲みものを拵えてあげましょう。強いのがいいでしょうね? まだタオルを投げるには早いですよ。まだ必ずしも望みなきにあらずですからね。」――フランシス・アイルズ『殺意』延原謙訳、東京創元社、1956年3月、215頁。
翻訳[編集]
- 英語: throw in the towel
- フランス語: jeter l'éponge
参考[編集]
- 競技規則 – 日本ボクシング連盟
- 『故事・俗信 ことわざ大辞典』尚学図書編集、小学館、1982年2月、695頁。