テーパー

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日本語[編集]

語源[編集]

英語 taper から。

異表記・別形[編集]

  • テーパ

名詞[編集]

テーパー

  1. 円錐状に直径が長さ方向で次第に減少している状態勾配尖錐
    • 端から端まで二メートル弱、中央部の直径一メートル強、両端はテーパ状に三十センチまで細まる。(H. P. ラヴクラフト「狂気の山脈にて」)〔The Creative CAT訳2019年〕[1]
    • さらに、現在の方式に近いものでございますが、長さを短くする、短尺にするとかテーパーをなくすとかいろんな方法がございますので(加藤康宏、第140回国会参議院科学技術特別委員会)〔1997年〕[2]
関連語[編集]

動詞[編集]

テーパー-する

  1. (自動詞) 円錐状に直径が長さ方向で次第に減少する。
    • ガラス微小電極の先端部はわずかにテーパーしているため、guard pinhole として用いる際は寄生散乱の発生を防ぐため、穴径の広い側を下流にする必要がある。(岩本裕之「低融点合金を利用した新しいX線光学素子の試作」)〔2020年〕[3]
活用[編集]

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  1. 青空文庫(2016年8月14日作成、2018年1月18日修正、CC BY 3.0公開)(底本:"At the Mountains of Madness" by H. P. Lovecraft. Novella written in February/March 1931 and originally serialized in the February, March and April 1936 issues of Astounding Stories)https://www.aozora.gr.jp/cards/001699/files/57858_59672.html 2020年2月15日参照。
  2. 「第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号 平成9年2月26日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=114013928X00319970226&spkNum=17&single 2020年2月15日参照。
  3. 岩本裕之「低融点合金を利用した新しいX線光学素子の試作」『SPring-8/SACLA利用研究成果集』第8巻第1号、高輝度光科学研究センター、2020年1月22日、https://doi.org/10.18957/rr.8.1.163 CC BY 4.0公開、2020年2月15日参照。