デウス・エクス・マキナ

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日本語[編集]

名詞[編集]

  1. 機械仕掛けの神。演劇用語で、古代ギリシア演劇において、話の収拾がつかなくなったときに、絶対的なが登場し、混乱を解決させるという手法を言う。御都合主義の代名詞でもあるが、観客にカタルシスを与える演出のひとつでもある。
  2. 語義1に因んで、文芸作品等において、物語の自然な流れと無関係に登場し、問題を解決する役。
    • 春水人情本には、デウス・エクス・マキナアとして、所々に津藤さんと云う人物が出る。情知で金持で、相愛する二人を困厄の中から救い出す。(森鴎外 『細木香以』)

語源[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]