トーク:かたい

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字表記について[編集]

最初の「硬い 固い 堅い」の漢字表記ですがここではすべて同一として扱っていますが

  1. こちらで調べた限りでは Yahoo! 辞書の大辞泉では【漢字の使い分けは「固い」が広く用いられ、「硬い」は物の性質、「堅い」は状態・ようすに用いられることが多い。】と書かれており、大辞林版でもそれぞれ用途により使い分けられています。
  2. また、 ATOK の電子辞書の内、所持している広辞苑明鏡国語辞典の両方共に場合によって使い分けるというような表記があります。それに、多くの辞典ではより細かく複数の意味が書かれています(大辞泉では大分類が6計13,大辞林では11、広辞苑では大分類が2,計10,明鏡国語辞典では9の意味が記述されていました)。
  3. 明鏡国語辞典によると【「難い」と同語源】だそうです(広辞苑では漢字の使い分けをした上で同じ項目に記述されていました)。
  4. あと、それぞれの漢字毎に対語も異なるようで、「固・硬」はやわらかい・「堅・固」はもろいゆるいだそうです(広辞苑には1.と同じような感じで【「固い」は「ゆるい」の対語といった趣で広く一般に使う。「堅い」は「もろい」の対語といった趣で人や物の性質に、「硬い」は「軟らかい」の対語として物の状態や人の態度に使うことが多い。】と書かれており、他の辞典もほぼ同じ使い分けです)。
  5. そして、英語(「硬い・固い」=hard|solid/「堅い」=stiff|firm|tough など)など訳語でも複数の対象があります。

これらを総合するともう少し追記・修正などをした方がいいと思うのですがこの場合はどのように記述すべきでしょうか。 --Mzm5zbC3 2007年6月16日 (土) 16:29 (UTC)

日本語の本質的問題ですね。もともと、「難い」を含め、日本語には「かたい」(おそらく、「かわらない」というのが原義でしょう)一語しか無く、それをいろいろな局面で使っていたところに、詳細な概念を持った漢字が入ってきて振り分けて使うようになったと言うところなのでしょう。しかしながら、これがきちんとしたルールかというと、比較的早いうちに意味の分化が認識された「難い」以外は、「広く用いられ」「用いられることが多い」程度の認識で、必ずしもそうでなければならないというものでもないというものです。藤堂明保氏や高島俊男氏に言わせれば、こういうときには「漢字を使わない」というのが正しい態度なのだということなんですが、まあ辞書としても用法の紹介をはしょるのも適当ではないので、とりあえず、語義をできる限り細かく分解し、各々、項番の後に 1.(固い)~、2.(堅い)~のように()書きで漢字を入れると言うことで対処すればいいのではないでしょうか。そうすれば、訳語も、語義1~、語義2~というようにつけることもできると思います。--Mtodo 2007年6月17日 (日) 01:56 (UTC)
早速のお返事ありがとうございます。やはり、これは日本語特有の問題としてかなり複雑なんですね。確かに、「難い」以外は明確な使い分けが徹底されているわけではないことは事実です。それでも、使い分けする場合が多かったり漢字である程度意味を判別することもありますので辞典としてはその辺りもしっかり記述しておく必要があると思います。現状の記述では 1. は「硬い」、 2. は「固い」、 3. は「堅い」が一番、適切(?)な漢字表記のようですね(用例では 1. 以外は使い分けられています)。少し、自分の利用者ページのサブページでサンプルを書いてみることにします。 --Mzm5zbC3 2007年6月17日 (日) 11:52 (UTC)