トーク:さすが

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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品詞について[編集]

コメントに書ききれなかったところにミスタッチで送信してしまったため、あらためて。

利用者:Ryota7906さんが、品詞を「典型的な形容動詞と様相がかなり異なるので慎重すぎるかもしれませんが名詞扱いしておきます。広辞苑も名詞扱いです」ということで、品詞を形容動詞から名詞に変えられましたが、広辞苑は、そもそも形容動詞という品詞分類を認めない立場なので、日本語版ウィクショナリーがしたがっている学校文法(≒橋本文法)における品詞分類では注意を要します。また、名詞とするのであれば「が(は)」「を」を付して語や目的となる文節を構成しうるというのがあったかと思うのですが「さすがが」「さすがは」「さすがを」という言葉遣いは奇異に思えます。スタンダードとされる日本国語大辞典によると「古」としてではありますが、形容動詞としてありますから(主用法は「副詞」)、そちらに従うべきかと思います。--Mtodo (トーク) 2014年9月4日 (木) 16:17 (UTC)[返信]

広辞苑についてはおっしゃるとおりです。大変失礼いたしました。
また「さすが」を名詞と考えると無理が生じるというのもご指摘のとおりでした。しかしこれを形容動詞と分類するとしても、程度副詞(非常に、わりと、あまりにも等)による修飾が難しいことや、「正確さ」「静かさ」などのように語幹に「さ」をつけて名詞化することができないなど不整合な点が出てくることもあり、純然たる形容動詞とは言いがたい気もします。とりあえず各種辞書等に現れている通説に従うことにいたしますが、「たいがい」「よっぽど」など、辞書では形容動詞に分類されている他の語にも似た問題を感じますので、これらも含めた品詞分類について(個人的に)今後の検討課題としたいと思います。--Ryota7906 (トーク) 2014年9月4日 (木) 19:41 (UTC)[返信]