トーク:唐もろこし

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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別名について[編集]

ShikiHでございます。別名について、とうもろこし以外は方言であるという編集が取り消されました。諸辞書には従わざるを得ないので、これ以上は私は手を入れませんが、少々コメントします。

まず俳句で唐黍が優勢なのはその通りだと思いますが、それは音の数の問題が大きいでしょう。私の作った俳句の中には玉蜀黍も唐黍もないが、もしよむとしたら、唐黍を使うかもしれません。それは「唐黍」+「助詞などの1音の語」で5音が使いやすいからそうするのであって、唐黍が標準語だと思うわけではありません。あるいは「もろこし」の語を使うかもしれません。もしそうなら別名ではなく、詩語とか雅語とすべきか。

戦前には唐黍が普通だったというのは知りませんでした。そこで知り合い90歳、東京都区部の生まれ育ちの人がいるので電話で尋ねました。「ト↗ーキビ って何ですか?」と聞いたところ「ト↗ーキ↘ビ と言う言葉は昔はよく聞いたが、どんなものかは知らない」とのことでした。まあ、たった一人じゃ結論は出せませんが、そういう状況ではあります。唐黍は別名というよりは古称なのでしょうか。

あとは編集の技術的問題があります。とうきびのバリエーションはたくさんあって、日国にも多数が書かれています。これを全部載せるわけにはいかないから、何らかの基準で選択しなくてはなりません。それは大変なこと。全部まとめて方言としておけば、方言はウィクショナリに全部載せる必要はありません。いずれにせよ、指摘を受ければ辞書には従わねばならないので、記事本文はこのままにします。--ShikiH (トーク) 2014年7月13日 (日) 12:04 (UTC)[返信]