三日にあげず

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日本語[編集]

慣用句[編集]

三日にあげず(みっかにあげず)

  1. 時間空けず、すぐに。頻繁に。
    • 千駄木へ居を定められてからは、また昔のように三日にあげず遊びに行った。(寺田寅彦「夏目漱石先生の追憶」)〔1932年〕[1]
    • 米機B29の編隊は、三日にあげず何十機も頭上にきて、爆弾と焼夷弾の雨をふらせ、あるいは悠々と偵察して去る。(海野十三「海野十三敗戦日記」)〔1944年〕[2]

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  1. 青空文庫(2003年2月28日作成)(底本:「寺田寅彦随筆集 第三巻」岩波文庫、岩波書店、1993年2月5日第59刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2472_9315.html 2018年11月9日参照。
  2. 青空文庫(2001年1月13日公開、2012年12月19日修正)(底本:「海野十三全集別巻2 日記・書簡・雑纂」三一書房、1993年1月31日第1版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/1255_6571.html 2018年11月9日参照。