乞食

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

日本語[編集]

この単語の漢字

常用漢字
じき
第二学年
訓読み 音読み
この単語の漢字
こつ
常用漢字
じき
第二学年
音読み

発音[編集]

名詞[編集]

(こじき 又は こつじき)

  1. (仏教, こつじき、こじき) 捧げながら人家の門や入り口に立ち供養求めながら歩く托鉢
  2. (こじき 慣用;ほいとう,ほいと,かたい,かったい物乞い物もらい

熟語[編集]

成句[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]

語義2

動詞[編集]

  1. (仏教, こつじき、こじき) 僧が鉢を捧げながら人家の門や入り口に立ち、食の供養を求めながら歩く行をする。托鉢する。
    • 乞食せんとするものは、これも三綱の連署をもって官の許可を受け、午前に限って托鉢することを許されたが、食物以外の物を請うことはできなかった。(喜田貞吉「俗法師考」)
  2. (こじき) 物乞いする。
    • 郷里で乞食が出来るかい? 乞食は大抵他国へ行ってするもんだぜ。我々だって、乞食する積もりでここさ来たんじゃねえか。(佐左木俊郎「熊の出る開墾地」)

中国語[編集]

動詞[編集]

(qǐshí)

  1. 僧が修行の一つとして往来で布施を求める。

類義語[編集]

名詞[編集]

(qǐshí)

  1. 仏道修行の一つ、乞食こつじき行。
  2. (方言)物乞い

類義語[編集]

語義2


脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 大辞林松村明 編、三省堂、2019年、第4版。 ISBN 4-385-13906-7