六法

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日本語[編集]

語源[編集]

  • 語義1、手足を四方(東西南北)+二方(天地)いっぱいに広げる様からとされる。
  • 語義2以下、明治期の世界最先端の法令体系であるナポレオン5法典に憲法を加え六法としたとされるが、命名に際し語義1が意識されていたものといわれる。

発音[編集]

名詞[編集]

(ろっぽう)

  1. (六方とも)歌舞伎演技の一様式。花道を去るときに演じられることが多い。
    • 弁慶の飛び六法
    • コロケーション:六法踏む
  2. (法律) 日本法で最も基本とされる、六個の法典憲法民法刑法商法民事訴訟法刑事訴訟法
  3. 語義2の法及び関係する法令全てを収録した出版物「六法全書」の略。 (例)小六法、判例六法
  4. (語義3より)ある分野の法令を網羅した出版物。 (例)交通六法、社会福祉六法

派生語[編集]

翻訳[編集]


中国語[編集]

発音[編集]

  • 標準中国語
    ピンイン: liùfǎ
    注音符号: ㄌㄧㄡˋ ㄈㄚˇ
    IPA(?): /ljoʊ̯⁵¹ fä²¹⁴⁻²¹⁽⁴⁾/

名詞[編集]

  1. (台湾)主要な六つの総称憲法刑法民法商事法刑事訴訟法民事訴訟法のこと。商事法を民法に含め、行政法および行政訴訟法を合わせていうこともある。

派生語[編集]