六識

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日本語[編集]

名詞[編集]

(ろくしき)

  1. (仏教) 人間の6種ののはたらきのこと。
眼識げんしき視覚)、耳識にしき聴覚)、鼻識びしき嗅覚)、舌識ぜっしき味覚)、身識しんしき触覚)、意識いしき知覚)の6つからなる。十八界じゅうはちかいの一部。
六根六境のそれぞれの要素と組み合わせて知覚認識がなされる。たとえば、見る心(眼識げんしき)は、視覚器官六根のうち眼根げんこん)を通して、いろ・かたち(六境のうち色境しききょう)を認識する。