出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
再帰 (さいき)
- 再度帰ってくること。元と同じ状態に戻ること。
- (言語学)主体と客体が同一のものであること。自己を行為の対象、ないし行為の影響の及ぶ対象とすること。
- (言語学など)自己自身を参照すること。
- (数学、計算機科学、論理学、言語学など)同じ構造を入れ子のように繰り返し含むこと。定義されている関数などがそれ自身の定義の中で参照利用されること。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | 再帰しない | 未然形 + ない |
否定(古風) | 再帰せず | 未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 | 再帰される | 未然形 + れる |
丁寧 | 再帰します | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | 再帰した | 連用形 + た |
言い切り | 再帰する | 終止形のみ |
名詞化 | 再帰すること | 連体形 + こと |
仮定条件 | 再帰すれば | 仮定形 + ば |
命令 | 再帰しろ 再帰せよ | 命令形のみ |