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十二律

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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発音

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  • (東京式) じゅうにりつ [jùúníꜜrìtsù] (中高型 – [3])
  • IPA(?): [d͡ʑɨᵝːɲ̟iɾʲit͡sɨᵝ]

(参考:『大辞林』第四版)

語源

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1オクターブの中にある12個の音の総称であることから。

名詞

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(じゅうにりつ) ※古くは「じゅうじりつ」「しゅうじりつ」とも。

  1. (音楽) 三分損益法さんぶんそんえきほうを用いて得られた、12種類の音名。中国や日本、朝鮮の伝統音楽で用いられる。また、旧暦暦月十二支にも配当される。
  2. 「十二律管」の略。語義1の各音に割り当てられた調律用の笛で、細長い管のような形状のもの。
十二律一覧表
十二律(中国)十二律(日本)旧暦の暦月十二支洋楽での近似音高
黄鐘こうしょう壱越いちこつ十一月D
大呂たいりょ断金たんぎん十二月うしD♯、E♭
太簇たいそう[1]平調ひょうじょう一月とらE
夾鐘きょうしょう勝絶しょうせつ二月F
姑洗こせん下無しもむ三月たつF♯、G♭
仲呂ちゅうりょ双調そうじょう四月G
蕤賓すいひん鳧鐘ふしょう五月うまG♯、A♭
林鐘りんしょう黄鐘おうしき六月ひつじA
夷則いそく鸞鏡らんけい七月さるA♯、B♭
南呂なんりょ盤渉ばんしき八月とりB
無射ぶえき神仙しんせん九月いぬC
応鐘おうしょう上無かみむ十月C♯、D♭

注意

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  • 漢字表記や読み、洋楽における近似音高は、文献によって相違がある。
  • 現代の朝鮮における伝統音楽では、中国の十二律と同じ名称を用いるが、黄鐘こうしょうはD♯(E♭)にほぼ相当する。
  • 中国および日本における十二律の関係については、黄鐘こうしょう壱越いちこつとする説と黄鐘こうしょう黄鐘おうしきとする説があるが、ここでは前者の説を採用する。

関連語

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  • 三分損益法
  • 六十律三百六十律:どちらも十二律の拡張版であるが、音の名称が多すぎ、また隣り合う音の間隔が狭すぎるため、実際の楽曲には用いられなかった。

翻訳

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脚注

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  1. 『日本大百科全書』では「たいそく」