単射

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日本語[編集]

名詞[編集]

たんしゃ

(数学)単射となっている写像の例。
(数学)単射となっていない写像の例。X と Y が共に 1 へと対応している。
  1. (集合論) 始域の異なる要素終域の同じ要素へと対応することがない写像。始域の別々の要素を指定すれば、必ず終域の別々の要素へと対応する写像。始域の集合A とし、終域の集合を B とするとき、写像 f: AB が単射であれば、A の任意の2つ要素 a1, a2A に対して f(a1) ≠ f(a2) が満たされる。
  2. 火器から一発ずつ発射すること。
    • リンクベルト給弾式の自動火器で単射および連射機能を有する。(陸上自衛隊第2師団「96式40mm自動てき弾銃」)[1]

語源[編集]

対義語[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]

語義1

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  1. 「装備品の紹介 96式40mm自動てき弾銃」(陸上自衛隊第2師団ホームページ) http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/kuniwomamoru/soubihin/kaki/40agl.htm 2019年3月16日参照。
  2. 杉浦光夫、1980、『解析入門Ⅰ』初版、 396項、東京大学出版会 ISBN 4-13-062005-3