出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 象形。もと「王」と同形で、まさかりの形を象る[字源 1]。「きみ」を意味する漢語{王 /*waŋ/}及び「役人」を意味する漢語{士 /*dzrəʔ/}を表す字。
- もともと「王」と「士」の両字は区別されていなかったが、西周以降「王」を{王}に用いて、「士」を{士}に用いるようになった。
- 『説文解字』では「一」+「十」と分析されているほか、陰茎を象った象形文字という説もある[字源 2]。甲骨文字を見ればわかるように、どちらも誤った分析である。
- ↑ 林澐 「王、士同源及相関問題」 『容庚先生百年誕辰紀念文集』 広東人民出版社、1998年、113-123頁。
- ↑ 郭沫若 「釈祖妣」 『甲骨文字研究』 大東書局、1931年。
- 成人した男子。
- 生産に携わらない支配層に属する男性。
- 専門の技術・技能を修了した人の身分を表したもの。保育士、弁護士。類義字:師
- (日本)さむらい。
- (シ)男性。人物。特に立派な人物。
- (シ)侍、武士。特に江戸時代におけるものを言う。
- (シー) (シャンチー) 駒の一つ。斜めに一つ進めるが九宮の外には出られない。紅方は仕。
字典掲載
康熙字典 |
242ページ, 38文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
5638 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
2131 |
角川大字源 (1992) |
1716 |
講談社新大字典 (1993) |
2867 |
大漢語林 (1992) |
2075 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
482ページ, 38文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
1巻, 416ページ, 1文字目 |