始めは処女の如く、後は脱兎の如し

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日本語[編集]

成句[編集]

めは処女く、脱兎の如し(ハジめはショジョのゴトく、ノチはダットのコトし)

  1. 最初のうちはぱっとしないが、(他が油断していると)後になって手腕発揮することのたとえ。

語源[編集]

孫武孫子・九地』

  • (白文)始如処女、敵人開戸、後如脱兎、敵不及拒。
  • (訓読文)始めは処女の如く、敵人戸を開くや、後は脱兎の如く、敵は拒ぐに及ばず。
  • (現代語訳)初めのうち、処女のようにおどおどしていれば、敵は(油断して)門戸を開くであろう、それからは、逃げる兔のように素早く攻撃すれば、敵はもう防ぐことはできない。

翻訳[編集]