出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 異体字 : 㝸, 便(二簡字), 卞, 抃, 瓣(旧字体/簡体字/繁体字/別字衝突), 覍, 辦(の代用字), 辨(旧字体/簡体字/繁体字/別字衝突), 辩(簡体字), 辮(の代用字), 辯(旧字体/繁体字/別字衝突), 麰, 𠭛(本字), 𡭪, 𢍍, 𢍘, 𢍙, 𥿋
[1]
- (「廾(両手)」+「〇」の形に由来)両手を打ち合わせるさまを象る。「手をたたく」を意味する漢語{拚 /*pənh/}を表す字。[字源 1]
- (「廾」+「」の形に由来)籠を手で持つさまを象る。「かご」を意味する漢語{笲 /*ban/}を表す字。[字源 2]
- 1 2 陳劍「重論殷墟卜辭所謂「㲹」字:「尋詞推字」之又一例」『中國文字』總第十三期(二〇二五年夏季號)、萬卷樓圖書公司 福建師範大學文學院、2025年、第7-42頁。
- ↑ 趙平安「𡭪字上部所从應是笲的本字」『復旦大學出土文獻與古文字研究中心成立二十週年紀念
大會暨出土文獻與古文字研究國際學術研討會』會議論文集、2025年、第401-413頁。
- [辯](ベン) 話。ことば。挨拶。
- [辯](ベン) 話を述べる能力。
- [瓣](ベン) 花びら。
- [瓣](ベン) 管を流れる気体・液体の流れを制御する装置。バルブ。
- [瓣](ベン) 生物の器官にある流路をさえぎる膜。
- [弁]冠(かんむり)。
- [辨/辧]正しいか正しくないかを分ける。わきまえる。
- [辯]述べる。
- [瓣]花びら。
- [瓣]管を流れる気体・液体の流れを制御する装置。バルブ。
- [辨/辧]弁当の略
- ↑ 弁(新字体)の旧字体は「辨・瓣・辯」と3種類存在する。新字体の導入によって本来互いに異なるものだった字種が融合され、字義に沿った字の使い分けが全くできなくなるため、語意を不明瞭にする事態を引き起こしたとの見方もある。また、本来は別の語だったものが同じ表記となってしまった例も複数存在する。
「辦」、「辮」の代用字として用いられることがある。
普及版 字通.“弁”. コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2026年2月22日閲覧。
弁 *
- 办(bàn;辦)も参照。
- 古代の冠の一種。
- 書籍や長文の序文・序論。
- 旧来の低級武官の呼称。
- (古代貴族の子弟が冠礼を行う際、弁で髪を束ね、礼が終わると弁を外して使わなくなることから)無用の物を喻す。
- 軽視する。
字典掲載
| 康熙字典 |
353ページ, 11文字目 |
| 教育部異体字字典 (2024) |
A01239 |
| 諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
9588 |
| 新潮日本語漢字辞典 (2008) |
3217 |
| 角川大字源 (1992) |
2574 |
| 講談社新大字典 (1993) |
4473 |
| 大漢語林 (1992) |
3112 |
| 三星漢韓大辞典 (1988) |
668ページ, 11文字目 |
| 辞海 (1983) |
498ページ, 2行, 2文字目 |
| 漢語大字典 (1986–1989) |
1巻、514ページ、7文字目 |