微粒子

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日本語[編集]

名詞[編集]

  (びりゅうし)

  1. とても細かくて小さい
    • それもいわゆる現代の正統派の物理学者だったらスペクトル分析でも行うところであろうが、M君は特殊な顕微鏡調査の方法を案出して、亜鉛の粉の中にある鉛の微粒子を検出することに成功していた。(中谷宇吉郎「霜柱と白粉の話」1937年)[1]
    • しかし、今や、プルースト、ピランデルロが示すように、「人格」なるものは、時々刻々に継起する「自我群」に分割されて、他人にも伝えられず、自分にも捉えられない自我が、バラバラとなり自己の微粒子となって、寸断されつつ流れ蠢いてゆく。(中井正一「現代美学の危機と映画理論」1950年)[2]

関連語[編集]

翻訳[編集]

脚注[編集]

  1. 青空文庫(2017年1月20日作成)http://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/57457_60890.html 2018年1月14日参照。底本:「中谷宇吉郎集 第一巻」岩波書店、2000年10月5日第1刷。
  2. 青空文庫(2010年9月4日作成、2011年4月3日修正)http://www.aozora.gr.jp/cards/001166/files/43834_40528.html 2018年1月14日参照。底本:「増補 美学的空間」叢書名著の復興14、新泉社、1977年11月16日増補第1刷。