出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
指事(しじ)
- 漢字の造字法である六書のひとつ。抽象的概念を点や線の位置関係等で示す方法。指事により作られた漢字を指事文字という。
- 「一」「二」「三」の数字や、「本」(「木」の下の方)、「末」(「木」の上の方)といった位置を表すものがその例である。
- 『説文解字』では、二本の線から成る「上」「下」を指事文字に分類する一方、六本の曲線から成る「叕」を象形文字に分類している。このように、指事文字と象形文字の境界は明確なものではない[1]。
- ↑ 裘錫圭著、荻野友範・稲畑耕一郎・崎川隆訳『中国漢字学講義』、東方書店、2022年、186-187頁。