推敲

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
移動: 案内検索
Wikipedia
フリー百科事典ウィキペディア推敲 の記事があります。

日本語[編集]

名詞[編集]

すいこう

  1. 文章字句最適なものにしようと何度練り直すこと。
    遅筆なるは推敲しばしばなるに依るなり。(芥川龍之介『彼の長所十八』)

発音[編集]

す↗いこー

翻訳[編集]

動詞[編集]

活用

サ行変格活用
推敲-する

翻訳[編集]

由来[編集]

唐詩紀事』より、唐の詩人賈島が「僧は推す月下の門」の「推す」を「敲く」にすべきかどうか迷った末、韓愈の助言により「敲く」と改めたことから。

(白文)島赴擧至京。騎驢賦詩、得僧推月下之門之句。欲改推作敲、引手作推敲之勢。未決、不覺衝大尹韓愈。乃具言。愈曰、敲字佳矣。遂並轡論詩。
(訓読文)島擧に赴くに京に至る。驢に騎り詩を賦すに、『僧は推す月下之門』の句を得。推を改め敲に作さんと欲するに、手を引きて推か敲の勢を作(な)す。未だ決せざるに、覺えずして大尹韓愈を衝く。乃ち具に言ふ。愈曰はく、敲の字佳しと。遂に轡を並べ詩を論ず。
(現代語訳)賈島が科挙を受けに京師に赴いた。(貧しい者が乗る)ロバに乗って詩を案じていると、『僧は推す月下之門』の句を得た。(さらに考え)『推す』を『敲く』にしてみてはどうかと、(手綱から)手を離して『推す』と『敲く』を模ってみた。決めかねているとき、大尹の韓愈の馬車に衝突した。賈島が事情を詳細に話すと、韓愈は(咎めないで)「敲の字が良い」と言った。そのまま、二人はたづなを並べ詩を論じ合った。

朝鮮語[編集]

名詞[編集]

  1. (日本語に同じ)推敲

中国語[編集]

動詞[編集]

推敲 (ピンイン:tuīqiāo 注音符号:ㄊㄨㄟㄑㄧㄠ)

  1. 推敲する
  2. 熟考する