族
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漢字[編集]
族
字源[編集]
会意。「㫃(布をたらした旗の象形、旅・施・旌に共通する部分)」+「矢」。旗の下に矢を集め、一族の結束を確認する儀式か。
意義[編集]
- 同じ祖先を持つ人々。同じ血統の人々。
- 同じ階層の集団。
日本語[編集]
発音(?)[編集]
名詞[編集]
- (ぞく) 同じ祖先を持つ人々。同じ血統の人々。一門、同族、族滅
- (ぞく)家柄。或いは、一定の身分や範囲を形づくる同種類のもの、同類の仲間。
「華族・貴族・皇族・士族」・「社用族、族議員」
(まれな読み方)語義1,2において、事実上の古語として、ぞうとも読む。 - (ぞく)学問的分類。種類・系統を同じくするものの集まり。「語族・水族・民族」
- (転じて専門用語1):(生物学)生物分類上の階級のひとつ。科と属との間に必要に応じて設けられる。「魚族・語族・種族」。
更に転じて、きわめて小さい植物群落(wp)に対する生態学上の単位。同一種の数個体からなる小群をいう[1]。 - (転じて専門用語2):(化学)元素の周期表の縦列にある化学元素の一群。各列ごとに似た性質のものが集まっており、ハロゲン族・希ガス族などとよぶ。
更に転じて、有機化学(wp)において、特徴に同じ傾向があり、同系列の化学構造(wp)を持つものを、族とまとめる。(同族体)芳香族など。 - (転じて専門用語3):(数学)集合論の概念で、ある性質を共有し関連を持つものの集まり。ある集合の部分集合で、添字集合からはじめの集合への写像であるものを元とする集合[2]。
- (転じて専門用語1):(生物学)生物分類上の階級のひとつ。科と属との間に必要に応じて設けられる。「魚族・語族・種族」。
- (俗語)暴走族。
熟語[編集]
- 同族、親族、家族、氏族(wp)、族滅、一族、血族、姻族
- 華族、貴族、皇族、士族(wp)、王族、豪族、
- 社用族、族議員(wp)、斜陽族、暴走族、同族体(wp)
- 語族(wp)、民族、魚族、種族(wp)、
- 水族館、民族学(wp)、マヤ語族、日本語族、核家族、同族語、ナ・デネ語族、同族経営(wp)
注釈[編集]
- ↑ 学問的詳細は、Wikipedia族 (分類学)参照
- ↑ 詳細はWikipedia(ja):族 (数学)参照。
中国語[編集]
熟語[編集]
朝鮮語[編集]
- ハングル: 족, 주
- 音訓読み: 겨레 족
- 文化観光部2000年式: jok, ju
- マッキューン=ライシャワー式: chok, chu
- イェール式: cok, cwu