時短

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

(じたん)

  1. 労働時間の短縮・削減。
    • あなたたちは時短が行なわれればそれで労働条件の向上だとおっしゃるかもしれませんが、(...) (大村邦夫、衆議院会議録情報 第048回国会 逓信委員会 第14号)〔1965年〕
    • しかもその間、西ドイツ、フランスなどはさらに時短を進めた結果、我が国との労働時間格差は拡大する一方でありました。(w:平野清、参議院会議録情報 第114回国会 国民生活に関する調査会 第5号 平成元年6月16日)〔1989年〕
  2. (一般に)時間の短縮・削減。
    • 時短営業
  3. 所要時間の短縮。時間の節約。
    • そうした中で、実はこの四月に新幹線長崎ルートの費用対効果あるいはその時短効果について新たな試算結果が公表され、私の地元佐賀の方でも大変大きな反響を呼んでおります。(川崎稔、参議院会議録情報 第177回国会 国土交通委員会 第12号)〔2011年〕
    • 時短料理

語源[編集]

最初「労働時間短縮」の意味で使われはじめ、後に労働以外の時間短縮の意味へと一般化したのではないかと考えられる[1]

関連語[編集]

動詞[編集]

  1. 長時間労働を削減する。
    • 要するに時短しても所定内労働賃金、本給引き下げれば総額は抑えられるという議論なんですね。(小池晃、参議院会議録情報 第170回国会 厚生労働委員会 第6号)〔2008年〕
  2. 所要時間を減らす。時間を節約する。

参考文献[編集]

  1. 岡田聡宏、井門亮「省略語・イディオム解釈とアドホック概念」『言語 文化 社会』12, 1-29, 2014-03