本当

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

ほんとう、俗にほんと

  1. 間違い偽りではないこと。
  2. 本来あるべきようす。
    • 本当は、先ず、この事の方を先にお願いすべきだったのだ、己が人間だったなら。飢え凍えようとする妻子のことよりも、己の乏しい詩業の方を気にかけているような男だから、こんな獣に身を堕すのだ。(中島敦『山月記』)
    • 本当の料理人ならば、仮に自分で飯を炊かなくとも、飯がうまく炊けたかどうかということについて、相当気になるはずである。(北大路魯山人『お米の話』)
    • 豊島さんも川端さんも、定石型の紳士ではない腕力型の独断家なのでお二人の文学も実際はそういう風に読むのが本当だと思うのである。(坂口安吾『文人囲碁会』)
  3. (多く「本当に」の形で副詞的に)はなはだしいようす。とても
    • ほんとすごいなあ。本当にきれいだねえ。
  4. (多く「本当に」の形で副詞的に)はっきりとそう考えている様子。心から。強く。
    • 本当にそう思う。
  5. (間投詞的に)
    1. 事実であることを強調する。
      • 秋なのに桜が咲いたんですよ。いやほんとほんと。
    2. あいづちを打つ。
      • 「明日は出張なんだ」「へえ、ほんとう」
    3. (疑問や反語の形で)疑念や驚きなどを表す
      • 「原発が爆発したよ」「えっ、本当?」
    4. 同意や同調を表す。
      • 「最近の総理ってひどいね」「ほんとほんと。いつもはぐらかしてばっかりで質問にまともに答えないし」
    5. 他者の主張内容を確認したことを表す。
      • 「雪が降ってきた」「あ。ほんとだ」

発音[編集]

ほ↗んとー

翻訳[編集]

関連語[編集]

形容動詞[編集]

活用[編集]

ダ型活用
本当-だ

中国語[編集]

助動詞[編集]

本当  (繁): 本當 (běndāng)

  1. 当然すべきである