枢要

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

名詞[編集]

 (すうよう)

  1. 物事肝要な所。かなめ中枢要点[1]。「」は「くるる開き戸回転軸)」の意。
    • 人之生不能無群。群而無分則争、争則乱、乱則窮矣。故無分者、人之大害也。有分者、天下之本利也。而人君者、所以管分之枢要也。(『荀子』富国篇)
      は群する無きことあたはず。群して無ければ則ち争ひ、争へば則ち乱れ、乱るれば則ちきはむ。故に分無きは人の大害なり。分有るは天下の本利なり。而して人君は分を管する枢要所以なり。
      人は群れなければ生きてゆけない。群れていても分(身分の序列や役割の分担)が無ければ争いが起こり、争いが起これば世が乱れ、世が乱れれば窮迫する。だから、分が無ければ人々に大きな害をなす。分があることこそが天下を安定させる基本である。そして君主はこの分を管理する重要な存在なのである。
    • シンガポールマラッカ海峡咽喉にありて、実に枢要港口なり。(井上円了西航日録』)

発音[編集]

す↗ーよー

翻訳[編集]

形容動詞[編集]

  1. 肝要であるさま。

活用

ダ型活用
枢要-だ

翻訳[編集]

脚注[編集]

  1. 上田万年松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第3巻、1917年12月4日、紙面3ページ、デジタル5ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954647/5