泥棒を捕らえて縄を綯う

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日本語[編集]

成句[編集]

泥棒どろぼうらえてなわ(表記のゆれ:「泥棒」に替えて「盗人ぬすっと」など)

  1. 事態が起こってから、慌て対処すること。
    • ◯午後一時半を過ぎると敵襲は下火になった。昨日敵は三時迄休んだようである。三時を過ぎたが敵勢進攻の模様見えず、午後四時すこし前に警報が解ける。今日は前触れだけで終了したわけだ。◯敵の機動部隊は逃げたらしいが、戦果はどうなのか。◯英、一生懸命防空頭巾を縫う。盗人を捕えて縄をなうの類なり。(海野十三『海野十三敗戦日記』)

語源[編集]

泥棒捕まえに、その泥棒をしばる為の縄を作ることから。

略語[編集]

同義句[編集]

見地を逆にするもの[編集]

翻訳[編集]