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減弱

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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名詞

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(げんじゃく)

  1. 衰え弱まること。機能能力効果などが低下すること。
    類義語: 減衰, 退化, 弱化, 衰退, 減退
    対義語: 増大, 増幅, 発達
    • 1951年、丸山直友、第12回国会衆議院[1]
      なぜ違うかと申しますと、ただいま私が言いましたような、BCGの地方へ参りましてからの保存の方法と、その期間ということから、力価の減弱が起つて来るのだろうと思うのであります。
    • 2021年、石川勇一「縁起の法とその活用」[2]
      そして、その洞察は、必然的に煩悩の減弱に役立ち、滅尽へ向けての修行の端緒となる。
    • 2022年、飯干紀代子「遠隔で行う神経心理検査」[3]
      私たちの一連の検証は、対面用に開発された検査のマテリアルを全く変えずに実施しているが、専門性の高い複雑な検査になればなるほど、画面越しの刺激提示の不自由さが増し、その結果として患者のパフォーマンスの減弱に繋がる印象があった。

動詞

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する (げんじゃくする)

  1. (自動詞) 衰え弱まる
    • 1926年、小酒井不木「人工心臓」[4]
      又、かの肺結核の際、患者が著しく羸痩して、蛋白質を多量に補給しなければならなくなるのは、肺臓が結核菌のために冒されて、窒素固定作用を減弱せしめられるためだと考うべきでありましょう。
    • 1949年、鍛冶良作、第7回国会衆議院[5]
      白血病の病勢は、治療によつてとどまることはあるが、早晩治療の効果が減弱して次第に悪くなり、死に至るものであるということであります。
    • 2025年、上田紘司ほか「化審法における陽イオン界面活性剤等試験困難物質の現状と課題」[6]
      また,粘土鉱物やフミン酸の添加によって,有害性が減弱することも確認された。

活用

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中国語

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発音

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動詞

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( (簡): 减弱 )

  1. よわまるおとろえる

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  1. 「第12回国会 衆議院 厚生委員会 第8号 昭和26年11月22日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/101204237X00819511122/29 2025年8月12日参照
  2. 石川 勇一, 縁起の法とその活用, トランスパーソナル心理学/精神医学, 2021, 20 巻, 1 号, p. 1-15, 公開日 2022/10/29, Online ISSN 2434-463X, Print ISSN 1345-4501, https://doi.org/10.32218/transpersonal.20.1_1, https://www.jstage.jst.go.jp/article/transpersonal/20/1/20_1/_article/-char/ja CC BY 4.0で公開
  3. 飯干 紀代子, 遠隔で行う神経心理検査, 認知リハビリテーション, 2022, 27 巻, 1 号, p. 13-22, 公開日 2022/10/26, Online ISSN 2436-4223, https://doi.org/10.50970/cogrehab.2022.002, https://www.jstage.jst.go.jp/article/cogrehab/27/1/27_2022.002/_article/-char/ja CC BY 4.0で公開
  4. 青空文庫、2010年3月9日作成(底本:「怪奇探偵小説名作選1 小酒井不木集 恋愛曲線」ちくま文庫、筑摩書房、2002(平成14)年2月6日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000262/files/48071_38516.html
  5. 「第7回国会 衆議院 本会議 第10号 昭和24年12月24日」国会会議録検索システム https://kokkai.ndl.go.jp/txt/100705254X01019491224/31 2025年8月12日参照
  6. 上田 紘司, 内藤 航, 眞野 浩行, 加茂 将史, 化審法における陽イオン界面活性剤等試験困難物質の現状と課題, 環境毒性学会誌, 2025, 28 巻, 1 号, p. 12-20, 公開日 2025/04/10, Online ISSN 1882-5958, Print ISSN 1344-0667, https://doi.org/10.11403/jset.28.12, https://www.jstage.jst.go.jp/article/jset/28/1/28_280102/_article/-char/ja CC BY 4.0で公開