無きにしも非ず

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

慣用句[編集]

きにしもあら

  1. 無いというわけではない。わずかながらある
    • この表現の故に、一部の人々は彼の独創性を見落して、彼への高い評価を躊躇したことも無きにしも非ずと思える。一般知識階級の間に最も多く読まれた「哲学ノート」や「人生論ノート」を見る時、その独自見解とその整正な表現との調和に、私は驚嘆する。(豊島与志雄『三木清を憶う』)

発音(?)[編集]

ナ↘キニシモ↗ア↘ラズ

関連語[編集]