出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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無為無能(むいむのう)
- 何もしようとしないし、その能力が無いこと。謙遜に用いることもある。
- 自分の政敵を倒すために他人の武力をかりて、かえって武力に天下をさらわれてしまう。平安貴族の没落、平家の天下も、源氏の天下も、南朝の悲劇も、無為無能の政府が一時しのぎに人のフンドシを当にしたせいだ。(坂口安吾 『安吾巷談』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
無為無能だろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
無為無能だった |
連用形 + た
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否定形 |
無為無能でない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
無為無能になる |
連用形 + なる
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言い切り |
無為無能だ |
終止形のみ
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名詞化 |
無為無能なこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
無為無能ならば |
仮定形 + ば
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様態 |
無為無能そうだ |
語幹 + そうだ
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