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牡蠣

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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語源

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  • 」のみでカキを表すが、雄だけで雌が存在しないと考えられ「」を付けて「牡蠣」となったという説がある。
    ただ、民間語源の域を出ない。
  • 音韻学的なアプローチから次のような仮説がある。BaxterSagartによる「蠣」の上古音は/*mə-rat-s/と二音節で再構される。*mə- は動物に現れる接頭辞で、これが後に「牡」に書き出され「牡蠣」となった([])。
    OC*mə-rat-s > 牡蠣 MC muwX-ljejH > 牡蠣 mǔlì

発音

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名詞

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(かき 又は ぼれい)

  1. かきの一種・かきの漢字表記。
  2. ぼれい)語義1の貝殻焼いたのち、砕い粉末にしたもの。漢方生薬として鎮痛のため用いられるほか、小鳥飼料に供される。

中国語

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名詞

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( (簡): 牡蛎 ピンイン:mǔlì 注音符号:ㄇㄨˇ ㄌㄧˋ)

  1. (二枚貝)かき