「たそがれ」の版間の差分

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'''たそがれ'''【'''[[黄昏]]'''([[熟字訓]])】
'''たそがれ'''【'''[[黄昏]]'''([[熟字訓]])】
#{{ふりがな|夕方|ゆうがた}}、{{ふりがな|夕暮れ|ゆうぐれ}}時。
#{{ふりがな|夕方|ゆうがた}}、{{ふりがな|夕暮れ|ゆうぐれ}}時。
#:*浮びたる芥の中に一筋の船のあとある'''たそがれ'''の川 (與謝野寛)
#**浮びたる芥の中に一筋の船のあとある'''たそがれ'''の川 (與謝野寛)
#:*日が落ちたばかりで、水浅黄色の空の底には'''黄昏'''の薄明りが未だ消えきらなかったのに、月は早い月なのでもう可なり上っていた。([[w:渡辺温|渡辺温]] 『少女』)
#**日が落ちたばかりで、水浅黄色の空の底には'''黄昏'''の薄明りが未だ消えきらなかったのに、月は早い月なのでもう可なり上っていた。([[w:渡辺温|渡辺温]] 『少女』)
#(語義1より比喩的に)人生の盛りを過ぎた時期。
#(語義1より比喩的に)人生の盛りを過ぎた時期。
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2018年3月31日 (土) 09:36時点における版

日本語

名詞

たそがれ黄昏熟字訓)】

  1. 夕方ゆうがた夕暮れゆうぐれ時。
      • 浮びたる芥の中に一筋の船のあとあるたそがれの川 (與謝野寛)
      • 日が落ちたばかりで、水浅黄色の空の底には黄昏の薄明りが未だ消えきらなかったのに、月は早い月なのでもう可なり上っていた。(渡辺温 『少女』)
  2. (語義1より比喩的に)人生の盛りを過ぎた時期。

語源

  • 古くは「たそかれ」(<「誰そ彼」)で、夕暮れで相手の顔がはっきり見えない時間帯を指す。

関連語

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