「乗」の版間の差分

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[[Category:{{jpn}} 動詞|しよう じょう]]
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[[Category:{{jpn}} 数学|しよう じょう]]
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#('''ジョウ''')同じ[[量]]だけ[[ふやす|増やす]]こと、[[かさねる|重ねて]]行うこと。[[正数]]なら[[かけざん|掛け]]繰り返し[[負数]]なら[[わりざん|割り算]]繰り返。他動詞としても用いる。
#('''ジョウ''')冪指数の分だけ冪演算を行うこと。bを冪演の底、n冪指数とすると「bのn乗」または「bn乗る」表現する。
#* 12の4'''乗'''は20736。
#* 12の4'''乗'''は20736。
#* 3のマイナス3'''乗'''は27分の1。
#* 3のマイナス3'''乗'''は27分の1。
#* 9の2分の1'''乗'''は3。

#* ネイピア数''e''の(虚数単位''i''かける円周率π)'''乗'''はマイナス1。
{{inf-ja||サ|変|乗|する|しよう じょう}}(文語形:乗-す)
{{inf-ja||サ|変|乗|する|しよう じょう}}(文語形:乗-す)



2018年9月24日 (月) 17:51時点における版

漢字

字源

  • 「乘」の略体。「乘」は、上から「人」+「(=足)」+「木」で、木の上に人がのることの会意。音声的には「」「」「」等と同一で、「上に重ねる」の系列。

甲骨文字 金文

小篆

流伝の古文字
西周

説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義

  1. のる
  2. 機会利用する。
  3. かさねる。数値をのせる。数値をかける
  4. (古)四頭立戦車を数える数詞。

日本語

発音(?)

接尾辞・動詞

  1. ジョウ)冪指数の分だけ冪演算を行うこと。bを冪演算の底、nを冪指数とすると、「bのn乗」または「bをn乗する」と表現する。
    • 12の4は20736。
    • 3のマイナス3は27分の1。
    • 9の2分の1は3。
    • ネイピア数eの(虚数単位iかける円周率π)はマイナス1。

活用

サ行変格活用
乗-する(文語形:乗-す)

熟語


コード等

点字