「ローマ字」の版間の差分

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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'''[[ローマ]][[字]]'''
'''[[ローマ]][[字]]'''
# [[ラテン文字]]。
# [[ラテン文字]]。
# 日本語をラテン文字に書き表すときの表記方法である。子音と母音を組み合わせたアルファベットで日本語を書き表すこと。
# ラテン文字による言語の表音表記法。
子音字全体をABC順にしたものである「BCDFGHJKLMNPQRSTVWXYZ」の「D〜L」の部分は、QWERTY配列の英字中央段の「ASDFGHJKL」の「D〜L」の部分と一致している。
# 語義2において特に日本語表記法。ローマ字つづり。
# 語義2において特に日本語表記法。ローマ字つづり。

==か行==
ローマ字のか行はKとは限らず、一部にはCの場合もある。「CA=か,CU=く,CO=こ」となる。Cは、本来はか行が基本であるが、完全なか行ではなく、さ行も一部混ざっているので、Kであれば完全なか行となる。Cの読み方といえば当然さ行なのに、か行の一部とさ行の一部が混ざっているという、不思議な発音である。これは、Cのフォニックスに準じたものである。子音字にCを入力すると、「CA CI CU CE CO」→「かしくせこ」。CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品では、「かいくえこ」。全体的には、ローマ字に使う「C」は、実用的なものはか行の一部のみである気がする。

また、ローマ字のくは「QU」でも可。

==ら行==
ローマ字のら行は、通常はRであって、Lではない。ら行の全体は、「ら行」と「りゃ行」の2つで、「RA=ら,RI=り,RU=る,RE=れ,RO=ろ,RYA=りゃ,RYI=りぃ,RYU=りゅ,RYE=りぇ,RYO=りょ」となる。子音字にLを入力すると、一般的には、「LA LI LU LE LO」→「ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ」という小文字が出てくる場合が多い。LとRの違いは、Lだと、舌を上の歯茎につけて発音するら行で、Rよりは固く鋭く、Dの成分がちょっと混ざり、日本語のら行がちょっと言いにくい場合もある。特に「りゃ・りゅ・りぇ・りょ」は下の位置がLの発音だと言いにくい。LのフォニックスはライトLとダークLの2種類があり、ダークLではら行の子音が弱くなり、「ゥ」の発音に近い。Rは、舌を口の中のどこにも触れずに発音するら行で、実際は「ゥラ、ゥリ、ゥル、ゥレ、ゥロ」の発音に近い。日本語のら行は、舌の位置がRの発音に近い。ローマ字のら行の表記は、LよりはRの方が、ら行が言いやすく、ら行の子音・発音が強調されていることを示しているのは確かなのだからである。CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品では、ら行はLでも入力できる。

;五十音
{| class=wikitable
|-
! あ || い || う || え || お
|-
| A || I、YI || U、WU、WHU || E || O
|-
! か || き || く || け || こ
|-
| KA,<span style="color:#FF0000">注1</span>CA || KI || KU,<span style="color:#FF0000">注1</span>CU,QU || KE || KO,<span style="color:#FF0000">注1</span>CO
|-
! さ || し || す || せ || そ
|-
| SA || SI,SHI,<span style="color:#FF0000">注2</span>CI || SU || SE,<span style="color:#FF0000">注2</span>CE || SO
|-
! た || ち || つ || て || と
|-
| TA || TI,CHI || TU,TSU || TE || TO
|-
! な || に || ぬ || ね || の
|-
| NA || NI || NU || NE || NO
|-
! は || ひ || ふ || へ || ほ
|-
| HA || HI || HU,FU || HE || HO
|-
! ま || み || む || め || も
|-
| MA || MI || MU || ME || MO
|-
! や || || ゆ || いぇ || よ
|-
| YA || || YU || YE || YO
|-
! ら || り || る || れ || ろ
|-
| RA,<span style="color:#FF0000">注3</span>LA || RI,<span style="color:#FF0000">注3</span>LI || RU,<span style="color:#FF0000">注3</span>LU || RE,<span style="color:#FF0000">注3</span>LE || RO,<span style="color:#FF0000">注3</span>LO
|-
! わ || <span style="color:#FF0000">注4</span>ゐ || || <span style="color:#FF0000">注4</span>ゑ || を
|-
| WA || WYI,WI || || WYE,WE || WO
|-
! ん || || || ||
|-
| NN,N' || || || ||
|-
|}

<span style="color:#FF0000">注1</span>TEPRA/KING JIMのラベルライター、SEIKOの電子辞書(今はもう廃盤)では、か行はK限定であり、Cでは入力不可。子音字に「C」を入力すると、「CA CI CU CE CO」→「Cあ Cい Cう Cえ Cお」と出てきたり、日本語入力のみの場合は文字が消えて何も出てこないので不便であり、認識を欠くものとなる。これではローマ字の学習がしにくい。同様に、Macの標準環境には、か行にCは未対応であるが、オプションで「Google日本語入力」をダウンロードすればか行がCで打てる。

<span style="color:#FF0000">注2</span> CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品には未対応。なぜなら、Cは実用的なローマ字はか行の一部のみだからである。

<span style="color:#FF0000">注3</span> ら行は、普通はRのみである。子音字にLを入力すると、一般的には「LA LI LU LE LO」→「ぁ・ぃ・ぅ・ぇ・ぉ」という小文字になる場合が多いが、Windowsのパソコンでは変換するとら行が出てくる場合がある。CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品では、ら行はLでも入力できる。

<span style="color:#FF0000">注4</span> 「ゐ、ゑ」=それぞれ「WI、WE」キーを押して変換すると出てくる。

;濁音・半濁音
{| class=wikitable
|-
! || || <span style="color:#FF0000">注5</span>ヴ || ||
|-
| || || VU || ||
|-
! が || ぎ || ぐ || げ || ご
|-
| GA || GI || GU || GE || GO
|-
! ざ || じ || ず || ぜ || ぞ
|-
| ZA || ZI,JI || ZU || ZE || ZO
|-
! だ || ぢ || づ || で || ど
|-
| DA || DI || DU || DE || DO
|-
! ば || び || ぶ || べ || ぼ
|-
| BA || BI || BU || BE || BO
|-
! ぱ || ぴ || ぷ || ぺ || ぽ
|-
| PA || PI || PU || PE || PO
|-
|}

<span style="color:#FF0000">注5</span> 「ヴ」にひらがなは存在しない。なぜなら、もしひらがなにすると「ゔ」→外字(環境依存文字)となり、日本語文字として扱うと消えてしまい、「?(クエスチョンマーク)」になるからである。また、CASIOのラベルライターで、ひらがなモードに設定して子音字にVを入力すると、「ヴ」が「ぶ」に置き換えられ、「ぶぁ・ぶぃ・ぶ・ぶぇ・ぶぉ」と出る。

;小文字
{| class=wikitable
|-
! ぁ || ぃ || ぅ || ぇ || ぉ
|-
| XA || XI,XYI || XU || XE,XYE || XO
|-
! ヵ || || || ヶ ||
|-
| XKA,XCA || || || XKE ||
|-
! || || っ || ||
|-
| || || XTU,XTSU || ||
|-
! ゃ || || ゅ || || ょ
|-
| XYA || || XYU || || XYO
|-
! ゎ || || || ||
|-
| XWA || || || ||
|-
|}

;拗音
{| class=wikitable
|-
! うぁ || うぃ || || うぇ || うぉ
|-
| <span style="color:#FF0000">注2</span>WHA || WI,<span style="color:#FF0000">注2</span>WHI || || WE,<span style="color:#FF0000">注2</span>WHE || <span style="color:#FF0000">注2</span>WHO
|-
! <span style="color:#FF0000">注5</span>ヴぁ || <span style="color:#FF0000">注5</span>ヴぃ || || <span style="color:#FF0000">注5</span>ヴぇ || <span style="color:#FF0000">注5</span>ヴぉ
|-
| VA || VI,VYI || || VE,VYE || VO
|-
! ヴゃ || || ヴゅ || || ヴょ
|-
| VYA || || VYU || || VYO
|-
! きゃ || きぃ || きゅ || きぇ || きょ
|-
| KYA || KYI || KYU || KYE || KYO
|-
! ぎゃ || ぎぃ || ぎゅ || ぎぇ || ぎょ
|-
| GYA || GYI || GYU || GYE || GYO
|-
! くぁ || くぃ || くぅ || くぇ || くぉ
|-
| QA,KWA,<span style="color:#FF0000">注7</span>QWA || QI,<span style="color:#FF0000">注6</span>KWI,<span style="color:#FF0000">注7</span>QWI,QYI || <span style="color:#FF0000">注6</span>KWU,<span style="color:#FF0000">注7</span>QWU || QE,<span style="color:#FF0000">注6</span>KWE,<span style="color:#FF0000">注7</span>QWE,QYE || QO,<span style="color:#FF0000">注6</span>KWO,<span style="color:#FF0000">注7</span>QWO
|-
! ぐぁ || ぐぃ || ぐぅ || ぐぇ || ぐぉ
|-
| GWA || GWI || GWU || GWE || GWO
|-
! <span style="color:#FF0000">注7</span> くゃ || || <span style="color:#FF0000">注7</span> くゅ || || <span style="color:#FF0000">注7</span> くょ
|-
| QYA || || QYU || || QYO
|-
! しゃ || しぃ || しゅ || しぇ || しょ
|-
| SYA,SHA || SYI || SYU,SHU || SYE,SHE || SYO,SHO
|-
! じゃ || じぃ || じゅ || じぇ || じょ
|-
| JYA,ZYA,JA || JYI,ZYI || JYU,ZYU,JU || JYE,ZYE,JE || JYO,ZYO,JO
|-
! <span style="color:#FF0000">注8</span>すぁ || <span style="color:#FF0000">注8</span>すぃ || <span style="color:#FF0000">注8</span>すぅ || <span style="color:#FF0000">注8</span>すぇ || <span style="color:#FF0000">注8</span>すぉ
|-
| SWA || SWI || SWU || SWE || SWO
|-
! ちゃ || ちぃ || ちゅ || ちぇ || ちょ
|-
| TYA,CYA,CHA || TYI,CYI || TYU,CYU,CHU || TYE,CYE,CHE || TYO,CYO,CHO
|-
! ぢゃ || ぢぃ || ぢゅ || ぢぇ || ぢょ
|-
| DYA || DYI || DYU || DYE || DYO
|-
! つぁ || つぃ || || つぇ || つぉ
|-
| TSA || TSI || || TSE || TSO
|-
! てゃ || てぃ || てゅ || てぇ || てょ
|-
| THA || THI || THU || THE || THO
|-
! でゃ || でぃ || でゅ || でぇ || でょ
|-
| DHA || DHI || DHU || DHE || DHO
|-
! とぁ || とぃ || とぅ || とぇ || とぉ
|-
| TWA || TWI || TWU || TWE || TWO
|-
! どぁ || どぃ || どぅ || どぇ || どぉ
|-
| DWA || DWI || DWU || DWE || DWO
|-
! にゃ || にぃ || にゅ || にぇ || にょ
|-
| NYA || NYI || NYU || NYE || NYO
|-
! ひゃ || ひぃ || ひゅ || ひぇ || ひょ
|-
| HYA || HYI || HYU || HYE || HYO
|-
! びゃ || びぃ || びゅ || びぇ || びょ
|-
| BYA || BYI || BYU || BYE || BYO
|-
! ぴゃ || ぴぃ || ぴゅ || ぴぇ || ぴょ
|-
| PYA || PYI || PYU || PYE || PYO
|-
! ふぁ || ふぃ || || ふぇ || ふぉ
|-
| FA || FI || || FE || FO
|-
! ふゃ || || ふゅ || || ふょ
|-
| FYA || || FYU || || FYO
|-
! みゃ || みぃ || みゅ || みぇ || みょ
|-
| MYA || MYI || MYU || MYE || MYO
|-
! りゃ || りぃ || りゅ || りぇ || りょ
|-
| RYA,<span style="color:#FF0000">注3</span>LYA || RYI,<span style="color:#FF0000">注3</span>LYI || RYU,<span style="color:#FF0000">注3</span>LYU || RYE,<span style="color:#FF0000">注3</span>LYE || RYO,<span style="color:#FF0000">注3</span>LYO
|-
|}

<span style="color:#FF0000">注6</span> パソコンのローマ字設定の標準状態には含まれていないが、スマホには対応している。

<span style="color:#FF0000">注7</span> スマホには未対応。

<span style="color:#FF0000">注8</span> 電子辞書には未対応。

==あまり使われないローマ字と使用例==
*つぁ=TSA、TSUXA、TUXA(モーツァルト)
*つぇ=TSE、TSUXE、TUXE(ツェルニー)
*つぉ=TSO、TSUXO、TUXO(スケルツォ)
*でゅ=DHU、DEXYU(デュアル)
*ふゅ=FYU、FUXYU、HUXYU(フュージョン、フューチャー、コンフュージョン)
*とぅ=TWU、TOXU(トゥッティ)
*くぃ=QI(ライトニング・マックィーン)
*くぇ=QE(クェスチョン)
*くぉ=QO(クォーター)
*くゎ=KUXWA、CUXWA、QUXWA(Qのフォニックス=クヮ)

==その他のオプション・特殊音==
*ずぁ=ZWA
*ずぃ=ZWI(アルファベットの26文字目='''Z'''の他の表記='''ズィ'''ー)
*ずぅ=ZWU
*ずぇ=ZWE
*ずぉ=ZWO
*HWA=ふぁ
*HWI=ふぃ
*HWU=ふぅ
*HWE=ふぇ
*HWO=ふぉ
*BWA→ぶぁ
*BWI→ぶぃ
*BWU→ぶぅ
*BWE→ぶぇ
*BWO→ぶぉ
*PWA→ぷぁ
*PWI→ぷぃ
*PWU→ぷぅ
*PWE→ぷぇ
*PWO→ぷぉ
*XCA=ヵ
*DJA=ぢゃ
*DJI=ぢ
*DJU=ぢゅ
*DJE=ぢぇ
*DJO=ぢょ
*DZA=づぁ
*DZI=づぃ
*DZU=づ
*DZE=づぇ
*DZO=づぉ
*PHA=ふぁ(al'''pha'''bet)
*PHI=ふぃ('''phi'''lip)
*PHU=ふ
*PHE=ふぇ('''phe'''romone)
*PHO=ふぉ('''pho'''ne,'''pho'''nics,'''pho'''to)
*ZH=←
*ZJ=↓
*ZK=↑
*ZL=→


===={{rel}}====
===={{rel}}====

2021年3月19日 (金) 07:47時点における版

日本語

名詞

ローマ

  1. ラテン文字
  2. 日本語をラテン文字に書き表すときの表記方法である。子音と母音を組み合わせたアルファベットで日本語を書き表すこと。

子音字全体をABC順にしたものである「BCDFGHJKLMNPQRSTVWXYZ」の「D〜L」の部分は、QWERTY配列の英字中央段の「ASDFGHJKL」の「D〜L」の部分と一致している。

  1. 語義2において特に日本語表記法。ローマ字つづり。

か行

ローマ字のか行はKとは限らず、一部にはCの場合もある。「CA=か,CU=く,CO=こ」となる。Cは、本来はか行が基本であるが、完全なか行ではなく、さ行も一部混ざっているので、Kであれば完全なか行となる。Cの読み方といえば当然さ行なのに、か行の一部とさ行の一部が混ざっているという、不思議な発音である。これは、Cのフォニックスに準じたものである。子音字にCを入力すると、「CA CI CU CE CO」→「かしくせこ」。CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品では、「かいくえこ」。全体的には、ローマ字に使う「C」は、実用的なものはか行の一部のみである気がする。

また、ローマ字のくは「QU」でも可。

ら行

ローマ字のら行は、通常はRであって、Lではない。ら行の全体は、「ら行」と「りゃ行」の2つで、「RA=ら,RI=り,RU=る,RE=れ,RO=ろ,RYA=りゃ,RYI=りぃ,RYU=りゅ,RYE=りぇ,RYO=りょ」となる。子音字にLを入力すると、一般的には、「LA LI LU LE LO」→「ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ」という小文字が出てくる場合が多い。LとRの違いは、Lだと、舌を上の歯茎につけて発音するら行で、Rよりは固く鋭く、Dの成分がちょっと混ざり、日本語のら行がちょっと言いにくい場合もある。特に「りゃ・りゅ・りぇ・りょ」は下の位置がLの発音だと言いにくい。LのフォニックスはライトLとダークLの2種類があり、ダークLではら行の子音が弱くなり、「ゥ」の発音に近い。Rは、舌を口の中のどこにも触れずに発音するら行で、実際は「ゥラ、ゥリ、ゥル、ゥレ、ゥロ」の発音に近い。日本語のら行は、舌の位置がRの発音に近い。ローマ字のら行の表記は、LよりはRの方が、ら行が言いやすく、ら行の子音・発音が強調されていることを示しているのは確かなのだからである。CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品では、ら行はLでも入力できる。

五十音
A I、YI U、WU、WHU E O
KA,注1CA KI KU,注1CU,QU KE KO,注1CO
SA SI,SHI,注2CI SU SE,注2CE SO
TA TI,CHI TU,TSU TE TO
NA NI NU NE NO
HA HI HU,FU HE HO
MA MI MU ME MO
いぇ
YA YU YE YO
RA,注3LA RI,注3LI RU,注3LU RE,注3LE RO,注3LO
注4 注4
WA WYI,WI WYE,WE WO
NN,N'

注1TEPRA/KING JIMのラベルライター、SEIKOの電子辞書(今はもう廃盤)では、か行はK限定であり、Cでは入力不可。子音字に「C」を入力すると、「CA CI CU CE CO」→「Cあ Cい Cう Cえ Cお」と出てきたり、日本語入力のみの場合は文字が消えて何も出てこないので不便であり、認識を欠くものとなる。これではローマ字の学習がしにくい。同様に、Macの標準環境には、か行にCは未対応であるが、オプションで「Google日本語入力」をダウンロードすればか行がCで打てる。

注2 CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品には未対応。なぜなら、Cは実用的なローマ字はか行の一部のみだからである。

注3 ら行は、普通はRのみである。子音字にLを入力すると、一般的には「LA LI LU LE LO」→「ぁ・ぃ・ぅ・ぇ・ぉ」という小文字になる場合が多いが、Windowsのパソコンでは変換するとら行が出てくる場合がある。CASIOの電子辞書、ラベルライター(ネームランド)などのCASIOの全製品では、ら行はLでも入力できる。

注4 「ゐ、ゑ」=それぞれ「WI、WE」キーを押して変換すると出てくる。

濁音・半濁音
注5
VU
GA GI GU GE GO
ZA ZI,JI ZU ZE ZO
DA DI DU DE DO
BA BI BU BE BO
PA PI PU PE PO

注5 「ヴ」にひらがなは存在しない。なぜなら、もしひらがなにすると「ゔ」→外字(環境依存文字)となり、日本語文字として扱うと消えてしまい、「?(クエスチョンマーク)」になるからである。また、CASIOのラベルライターで、ひらがなモードに設定して子音字にVを入力すると、「ヴ」が「ぶ」に置き換えられ、「ぶぁ・ぶぃ・ぶ・ぶぇ・ぶぉ」と出る。

小文字
XA XI,XYI XU XE,XYE XO
XKA,XCA XKE
XTU,XTSU
XYA XYU XYO
XWA
拗音
うぁ うぃ うぇ うぉ
注2WHA WI,注2WHI WE,注2WHE 注2WHO
注5ヴぁ 注5ヴぃ 注5ヴぇ 注5ヴぉ
VA VI,VYI VE,VYE VO
ヴゃ ヴゅ ヴょ
VYA VYU VYO
きゃ きぃ きゅ きぇ きょ
KYA KYI KYU KYE KYO
ぎゃ ぎぃ ぎゅ ぎぇ ぎょ
GYA GYI GYU GYE GYO
くぁ くぃ くぅ くぇ くぉ
QA,KWA,注7QWA QI,注6KWI,注7QWI,QYI 注6KWU,注7QWU QE,注6KWE,注7QWE,QYE QO,注6KWO,注7QWO
ぐぁ ぐぃ ぐぅ ぐぇ ぐぉ
GWA GWI GWU GWE GWO
注7 くゃ 注7 くゅ 注7 くょ
QYA QYU QYO
しゃ しぃ しゅ しぇ しょ
SYA,SHA SYI SYU,SHU SYE,SHE SYO,SHO
じゃ じぃ じゅ じぇ じょ
JYA,ZYA,JA JYI,ZYI JYU,ZYU,JU JYE,ZYE,JE JYO,ZYO,JO
注8すぁ 注8すぃ 注8すぅ 注8すぇ 注8すぉ
SWA SWI SWU SWE SWO
ちゃ ちぃ ちゅ ちぇ ちょ
TYA,CYA,CHA TYI,CYI TYU,CYU,CHU TYE,CYE,CHE TYO,CYO,CHO
ぢゃ ぢぃ ぢゅ ぢぇ ぢょ
DYA DYI DYU DYE DYO
つぁ つぃ つぇ つぉ
TSA TSI TSE TSO
てゃ てぃ てゅ てぇ てょ
THA THI THU THE THO
でゃ でぃ でゅ でぇ でょ
DHA DHI DHU DHE DHO
とぁ とぃ とぅ とぇ とぉ
TWA TWI TWU TWE TWO
どぁ どぃ どぅ どぇ どぉ
DWA DWI DWU DWE DWO
にゃ にぃ にゅ にぇ にょ
NYA NYI NYU NYE NYO
ひゃ ひぃ ひゅ ひぇ ひょ
HYA HYI HYU HYE HYO
びゃ びぃ びゅ びぇ びょ
BYA BYI BYU BYE BYO
ぴゃ ぴぃ ぴゅ ぴぇ ぴょ
PYA PYI PYU PYE PYO
ふぁ ふぃ ふぇ ふぉ
FA FI FE FO
ふゃ ふゅ ふょ
FYA FYU FYO
みゃ みぃ みゅ みぇ みょ
MYA MYI MYU MYE MYO
りゃ りぃ りゅ りぇ りょ
RYA,注3LYA RYI,注3LYI RYU,注3LYU RYE,注3LYE RYO,注3LYO

注6 パソコンのローマ字設定の標準状態には含まれていないが、スマホには対応している。

注7 スマホには未対応。

注8 電子辞書には未対応。

あまり使われないローマ字と使用例

  • つぁ=TSA、TSUXA、TUXA(モーツァルト)
  • つぇ=TSE、TSUXE、TUXE(ツェルニー)
  • つぉ=TSO、TSUXO、TUXO(スケルツォ)
  • でゅ=DHU、DEXYU(デュアル)
  • ふゅ=FYU、FUXYU、HUXYU(フュージョン、フューチャー、コンフュージョン)
  • とぅ=TWU、TOXU(トゥッティ)
  • くぃ=QI(ライトニング・マックィーン)
  • くぇ=QE(クェスチョン)
  • くぉ=QO(クォーター)
  • くゎ=KUXWA、CUXWA、QUXWA(Qのフォニックス=クヮ)

その他のオプション・特殊音

  • ずぁ=ZWA
  • ずぃ=ZWI(アルファベットの26文字目=Zの他の表記=ズィー)
  • ずぅ=ZWU
  • ずぇ=ZWE
  • ずぉ=ZWO
  • HWA=ふぁ
  • HWI=ふぃ
  • HWU=ふぅ
  • HWE=ふぇ
  • HWO=ふぉ
  • BWA→ぶぁ
  • BWI→ぶぃ
  • BWU→ぶぅ
  • BWE→ぶぇ
  • BWO→ぶぉ
  • PWA→ぷぁ
  • PWI→ぷぃ
  • PWU→ぷぅ
  • PWE→ぷぇ
  • PWO→ぷぉ
  • XCA=ヵ
  • DJA=ぢゃ
  • DJI=ぢ
  • DJU=ぢゅ
  • DJE=ぢぇ
  • DJO=ぢょ
  • DZA=づぁ
  • DZI=づぃ
  • DZU=づ
  • DZE=づぇ
  • DZO=づぉ
  • PHA=ふぁ(alphabet)
  • PHI=ふぃ(philip)
  • PHU=ふ
  • PHE=ふぇ(pheromone)
  • PHO=ふぉ(phone,phonics,photo)
  • ZH=←
  • ZJ=↓
  • ZK=↑
  • ZL=→

関連語

翻訳

語義2

語義3

ローマ字の一覧

付録:ローマ字