「njagĩ」の版間の差分

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===語源===
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2021年8月24日 (火) 01:38時点における最新版

キクユ語[編集]

語源[編集]

Hinde (1904) は英語 zebra にあたるキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として njagi を記録している[1]。なお、これに対応するカンバ語「ウル方言」(Ulu dialect; マチャコスから海岸部にかけての方言)は nzaii とされている[1]

発音(?)[編集]

  • IPA: /ɲdʑàɣě/
Armstrong (1940:49,206,210) によると孤立形の声調パターンは「中中」であるが、前に が置かれて Nĩ njagĩ.「シマウマである。」と言い切る場合は を含めて「高、高、低めかつ昇/中かつ昇」、前に ti が置かれて Ti njagĩ.「シマウマではない。」と言い切る場合は ti を含めて「高、高、低め/中」となるなど前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによって声調の変動が見られる。Benson (1964:xxii–xxiii) にも孤立形や前に や ti がある場合の声調パターンが示されているが、アームストロングによるものとほぼ同一である。Armstrong (1940) では mũtĩ を始めとした mũcingamũhakamũrũthi などと同じ「moteクラス」という声調クラスに分類されている[2]。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス2」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩgunyũkiugũ などがある[3]

名詞[編集]

njagĩ クラス9/10(複数: njagĩ

  1. シマウマ

参照[編集]

脚注[編集]

  1. 1.0 1.1 Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 68–69. Cambridge: Cambridge University Press.
  2. Armstrong, Lilias E. (1940). The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu. Rep. 1967. (Also in 2018 by Routledge).
  3. Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary. Oxford: Clarendon Press.