「感」の版間の差分

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#('''カン''')[[みずから|自ら]]の[[意思]]に[[かかわる|関わら]]ず、[[自然]]と[[認識]]されること又はそのような認識。
#('''カン''')[[みずから|自ら]]の[[意思]]に[[かかわる|関わら]]ず、[[自然]]と[[認識]]されること又はそのような認識。
#*この点においてこの映画の創作者ルーバン・マムーリアンは一つの道楽をしてひとりで悦に入っている'''感'''がある。([[w:寺田寅彦|寺田寅彦]] 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』)
#*この点においてこの映画の創作者ルーバン・マムーリアンは一つの道楽をしてひとりで悦に入っている'''感'''がある。([[w:寺田寅彦|寺田寅彦]] 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』)
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{{上一段化}}
#('''カン''')[[外界]]からの[[刺激]]を[[感覚器官]]を[[とおす|通し]]て[[知覚]]する。
#*喉の渇きを'''感じる'''。
#*暑さを'''感じる'''。
#('''カン''')[[性的]]な[[快感]]を知覚する。また性的快感を得やすい[[体質]]である。
#('''カン''')物事に対して[[こころ|心]]の[[なか|中]]にある[[感情]]や[[きもち|気持ち]]を[[あらわす|表す]]。
#*私は電車に乗ると異状な興奮を'''感ずる'''。([[w:高村光太郎|高村光太郎]] 『人の首』)
#*名人になると全身に鉄を'''感じる'''作用がそなわるから、後を見なくても敵の刀の位置がわかるのである。([[w:坂口安吾|坂口安吾]] 『落語・教祖列伝 飛燕流開祖』)
#('''カン''')心を[[ふかい|深く]][[うごく|動か]]される。
#('''カン''')[[病気]]に[[感染]]する。
#('''カン''')[[感心]]して[[ほめる|褒める]]。
#('''カン''')[[前世]]の[[行為]]の[[むくい|報い]]が[[あらわれる|現れる]]。


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#('''カン''')[[感情]]。[[感じ]]。
#('''カン''')[[感情]]。[[感じ]]。
#* 達成'''感'''。満足'''感'''。失望'''感'''。
#* 達成'''感'''。満足'''感'''。失望'''感'''。

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*[[感ず]]、[[感じる]]


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2022年1月22日 (土) 16:16時点における版

漢字

(学校で教えている筆順)
[1]
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字源

  • 会意形声。「」+音符「」、「咸」は「(←+)」+「」の会意文字で、武具で脅して口を閉じさせるの意であり、「」の原字で、「感」は口を閉ざすほどの心理的に強い衝撃の意(藤堂)。又は、神器に武具をあわせ神威を得るの意(白川)。

意義

  1. 自らの意思に関わらず、自然認識されること。

日本語

発音(?)

名詞

  1. カン物事たり聞いたりして心が動くこと。
  2. カン自ら意思関わらず、自然認識されること又はそのような認識。
    • この点においてこの映画の創作者ルーバン・マムーリアンは一つの道楽をしてひとりで悦に入っているがある。(寺田寅彦 『音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」』)

熟語

接尾辞

  1. カン感情感じ
    • 達成。満足。失望

派生語

中国語

*

熟語: 中国語

朝鮮語

*

熟語: 朝鮮語

ベトナム語

*

動詞: ベトナム語

  1. 感じる

コード等

点字

脚注

  1. 『筆順と字形のポイント』(永田光風 光村教育図書 1979)
  2. 『筆順と字形のポイント』(永田光風 光村教育図書 1979)