「省」の版間の差分
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2010年2月11日 (木) 04:49時点における版
漢字
省
字源
音
中古音 | 現代中国語 | 日本語 | 朝鮮語 | ベトナム語 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中古音の声調 | 『広韻』 | 『平水韻』 | 普通話 | 漢音 | 呉音 | 朝鮮漢字音 | 漢越語 | |
A | 上声 | 静韻 | 梗韻 | xĭng | セイ | (シャウ) | 성 | |
B | 上声 | 梗韻 | shěng | (セイ) | シャウ | 생 | ||
C | 성 | tỉnh |
(括弧内は殆ど使われない字音。なおAとBCとで反切が区別されるので同じ上声でも分けて表した。)
意義
(括弧内は『広韻』、外は『平水韻』に従う。一致する場合括弧は記さず。)
A: 上声梗(静)韻
動詞
- みる。
- 「省察」
- 「退而省二其私一、」(退きて其の私を省(せい)するに、)
- (顔回が)引き下がってから(わたしが)彼の私生活を見ると、(『論語』「爲政第二」【二之九】)
- 「省」字を「みる」と訓読する流儀もある。
- (顔回が)引き下がってから(わたしが)彼の私生活を見ると、(『論語』「爲政第二」【二之九】)
- かえりみる。振り返る。
- 訪れる。親の安否を夕方にたずねる。(朝にたずねるのを定という。)
BC: 上声梗韻
B: 動詞
C: 名詞
日本語
発音(?)
名詞
- (歴史)律令制における行政機関。
- (政治)内閣制度における行政機関で内閣下にあっては最上位層に属するもの。
- 現代中国の地方行政区分。
熟語
中国語
熟語
朝鮮語
- ハングル: 성, 생
- 文化観光部2000年式: seong, saeng
- マッキューン=ライシャワー式: sŏng, saeng
- イェール式: seng, sayng