「蛟竜」の版間の差分
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蛟龍、2016年7月23日 (土) 15:49の版から一部転記。 |
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# 中国の伝説上の生き物で竜になっておらず、水中に潜んで雨や雲に乗って天に昇り竜になる竜の幼生。[[みずち]]。 |
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#:'''蛟龍'''は常に保深淵之中。若遊浅渚、有漁網釣者之愁。(太平記20) |
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# (比喩)時運に恵まれずに実力を発揮できない英雄や豪傑。 |
# (比喩)時運に恵まれずに実力を発揮できない英雄や豪傑。 |
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#:さっき居合せた者も皆そうじゃ。'''蛟龍'''(こうりょう)も時を得ざれば空しく淵(ふち)に潜むでな、みな木樵(きこり)をしたり、この山で、薬草採りなどして生計(たつき)をたてているが、時到れば、鉢の木の佐野源左衛門じゃないが、この山刀一腰(ひとこし)に、ぼろ鎧(よろい)を纏(まと)っても、名ある大名の陣場を借りて、日頃の腕を振うつもりじゃが(吉川英治『宮本武蔵 空の巻』) |
2016年7月23日 (土) 16:16時点における版
日本語
名詞
- 中国の伝説上の生き物で竜になっておらず、水中に潜んで雨や雲に乗って天に昇り竜になる竜の幼生。みずち。
- 蛟龍は常に保深淵之中。若遊浅渚、有漁網釣者之愁。(太平記20)
- (比喩)時運に恵まれずに実力を発揮できない英雄や豪傑。
- さっき居合せた者も皆そうじゃ。蛟龍(こうりょう)も時を得ざれば空しく淵(ふち)に潜むでな、みな木樵(きこり)をしたり、この山で、薬草採りなどして生計(たつき)をたてているが、時到れば、鉢の木の佐野源左衛門じゃないが、この山刀一腰(ひとこし)に、ぼろ鎧(よろい)を纏(まと)っても、名ある大名の陣場を借りて、日頃の腕を振うつもりじゃが(吉川英治『宮本武蔵 空の巻』)