「べし」の版間の差分
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[[Category:{{jpn}} 助動詞]] |
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# 他に強制する意味を表す。 |
# 他に強制する意味を表す。義務。至当性。 |
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#: 社長は、計画を実行す(る)'''べし'''と仰った。 |
#: 社長は、計画を実行す(る)'''べし'''と仰った。 |
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#: 一刻も早く撤去す(る)'''べき'''です。 |
#: 一刻も早く撤去す(る)'''べき'''です。 |
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#: もっと勉強しとく'''べき'''だった。 |
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# (打消形で)[[禁止]]の意味を表す。 |
# (打消形で)[[禁止]]の意味を表す。 |
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#: 芝生に立ち入る'''べから'''[[ず]]。 |
#: 芝生に立ち入る'''べから'''[[ず]]。 |
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# [[必然]] |
# [[必然]]的な[[なりゆき]]を表す。 |
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#: 然る'''べき'''時に行くことになるだろう。 |
#: 然る'''べき'''時に行くことになるだろう。 |
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#: この事件は起こる'''べく'''して起きた。 |
#: この事件は起こる'''べく'''して起きた。 |
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#: 恐る'''べき'''人物だ。 |
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# ふさわしいこと、値することを表す。妥当性。 |
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#: この件を相談す'''べき'''人が見つからない。 |
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{{DEFAULTSORT:へし べし}} |
2017年6月20日 (火) 10:20時点における版
古典日本語
助動詞: 古語
- 推量の意味を表す。~しそうだ。~だろう。
- 空よりも落ちぬべき心地す。(竹取物語)
- 而モ尚交戰ヲ繼續セムカ (...) 人類ノ文明ヲモ破却スヘシ(大東亞戰爭終結ノ詔書)
- 予定の意味を表す。~するつもりだ。~することになっている。
- 舟に乘るべき所へわたる。(土佐日記)
- 当然の意味を表す。~するはずだ。
- 適当の意味を表す。~するのがよい。
- 可能の意味を表す。~することができる。
- (終止形・打消)他に強制する意味を表す。~するほうがよい。
- (終止形)意志の意味を表す。
- 必要・義務の意味を表す。~しなければならない。
活用: 古語
- 終止(ラ変動詞には連体)形接続
未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
---|---|---|---|---|---|
(べから) | べく | べし | べき | べけれ | ○ |
(べかり) | (べかる) |
日本語
語源
古語日本語: べし