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漢字[編集]

字源[編集]

  • 形声。「」+「」+音符「 /*TUN/」。{春 /*thun/}を表す字。もと「屯」が仮借して{春}に用いられていた[字源 1]が、草冠や日を加えて区別した。一説に「」+「」とも[字源 2]

甲骨文字

金文

簡帛文字

小篆

流伝の古文字

春秋時代 戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)
  1. 蔣玉斌 「釈甲骨金文的“蠢”兼論相関問題」 『復旦学報(社会科学版)』2018年第5期、118-130頁。
  2. 何琳儀 『戦国古文字典』 中華書局、1998年、1329頁。
    黄徳寛主編 『古文字譜系疏証』 商務印書館、2007年、3687頁。
    単曉偉 『秦文字疏証』 安徽大学碩士論文、2010年、38-39頁。

意義[編集]

  1. はる。四季のひとつ。の次、の前。
  2. 新年正月。(旧暦の正月がほぼ立春と同じ時期であったことによる)
  3. 人生季節にたとえて、人として自立する前後の時期
  4. 最も勢いが盛んな時期。
  5. 色事性的なこと。エロス

日本語[編集]

発音[編集]

名詞[編集]

  1. はる季節四季)の一つ。の次、の前。
  2. はる 立春をもって新年とした習慣から)新年正月
  3. はる)最も勢いが盛んな時期。
    • 我が世の春。
  4. はる色事性的なこと

成句[編集]

関連語[編集]

翻訳[編集]

はる — 「はる#翻訳」を参照のこと



中国語[編集]

人名[編集]

  1. 中国人ののひとつ。

熟語[編集]


朝鮮語[編集]

*

熟語[編集]


ベトナム語[編集]

*

名詞[編集]

  1. はる

人名[編集]

Xuân

  1. ベトナム人男性のミドルネームのひとつ。

コード等[編集]

点字[編集]

字典番号[編集]

  • 康熙字典: 0493.060
  • 諸橋大漢和(日本): 13844
  • 大字源(韓国): 0856.070
  • 漢語大字典(中国): 21496.100